【タイトル】

葭原滋男選手来校

【本文】

2月5日(月)にオリンピック・パラリンピック教育の一環で、ブラインドサッカー選手の葭原滋男選手が来校し、4年生以上のこどもたちに講演していただきました。そして、4年生にはブラインドサッカーの体験指導もしていただきました。視力に障害のある葭原選手は、パラリンピックにおいて走り高跳びではアトランタで銅メダル、自転車競技ではシドニーで2種目の金・銀メダル、アテネで銀メダルを獲得しました。その後ブラインドサッカーに転向し、現在もその指導者も兼ねて活躍されています。 講演会では、走り高跳びや自転車競技に取り組まれていた当時の様子をビデオで紹介していただきながら障害者スポーツについてお話し、その後ブラインドサッカーについて、競技内容の説明や実演を行っていただきました。また、こどもたちが実際にメダルを見たり触ったりさせていただきました。 4年生の体験指導では、こどもたちがアイマスクをして相手の指示によってボールを相手まで運んだり、蹴って的に当てたりする体験などをしました。目が見えない競技者を声や音で誘導することが重要であることをこどもたちは知りました。 葭原選手には、講義や体験活動を通して、ブラインドサッカーは、相手のことを思いやったり、考えたりして誘導することが大切で、これは普段みんなが活動する場面でも同じであること、もし街で障害のある方に会ったら、親切に声をかけてくれるとうれしいといったことなどをこどもたちに伝えていただきました。こどもたちにとって、とても有意義な時間を過ごせたことと思います。                                  


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